住宅ローン4,000万円の月々返済はいくら?金利別・期間別に比較

HOUSING LOAN GUIDE
住宅ローン4,000万円の月々返済はいくら?
金利別・期間別に比較
4,000万円を借りた場合、月々の返済額は金利と返済期間によって大きく変わります。 金利0.5%~3.0%、返済期間20年~50年の試算を使い、毎月返済額・総返済額・利息の違いを分かりやすく解説します。
元利均等返済・ボーナス返済なし・借入期間中の金利が変わらない前提で試算しています。
今回の計算条件
比較条件をそろえるため、すべて次の条件で計算しています。 実際の住宅ローンでは、金融機関の端数処理、適用金利、融資手数料、保証料、団体信用生命保険の内容などにより金額が異なります。
- 借入金額:4,000万円
- 返済方式:元利均等返済
- ボーナス返済:なし
- 返済回数:毎月1回
- 金利:返済期間中ずっと変わらない前提
- 融資手数料・保証料・団体信用生命保険料など:含めない
元利均等返済は、毎月支払う元金と利息の合計額を原則一定にする返済方法です。 返済開始直後は利息の割合が大きく、返済が進むにつれて元金の割合が増えていきます。
4,000万円・35年返済を金利別に比較
まず、返済期間を一般的な35年に固定し、金利だけを変えて比較します。 金利が少し変わるだけでも、毎月返済額だけでなく総利息に大きな差が生まれます。
| 金利 | 毎月返済額 | 総返済額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 年0.5% | 約103,834円 | 約4,361万円 | 約361万円 |
| 年1.0% | 約112,914円 | 約4,742万円 | 約742万円 |
| 年1.5% | 約122,474円 | 約5,144万円 | 約1,144万円 |
| 年2.0% | 約132,505円 | 約5,565万円 | 約1,565万円 |
| 年2.5% | 約142,998円 | 約6,006万円 | 約2,006万円 |
| 年3.0% | 約153,940円 | 約6,465万円 | 約2,465万円 |
※上記は概算です。毎月返済額は1円未満、総返済額・利息総額は万円未満を四捨五入しています。
35年返済の場合、年1.0%から年2.0%に上がると、毎月返済額は約1万9,600円増えます。 35年間の総返済額では、約823万円の差です。物件価格だけでなく、適用金利を含めて資金計画を比較する必要があります。
変動金利は「現在の返済額」だけで決めない
変動金利型は、将来の金利情勢によって適用金利や返済額が変わる可能性があります。 当初の金利だけで判断せず、金利が1%程度上がった場合でも家計が維持できるか確認しておくと安心です。
返済期間20年~50年の月々返済額
同じ4,000万円でも、返済期間を長くすると月々の負担は下がります。 一方で元金の減り方が遅くなり、利息を支払う期間が長くなるため、総返済額は増加します。
| 返済期間 | 年0.5% | 年1.0% | 年1.5% | 年2.0% |
|---|---|---|---|---|
| 20年 | 約175,174円 | 約183,958円 | 約193,018円 | 約202,353円 |
| 25年 | 約141,868円 | 約150,749円 | 約159,975円 | 約169,542円 |
| 30年 | 約119,676円 | 約128,656円 | 約138,048円 | 約147,848円 |
| 35年 | 約103,834円 | 約112,914円 | 約122,474円 | 約132,505円 |
| 40年 | 約91,962円 | 約101,142円 | 約110,869円 | 約121,130円 |
| 50年 | 約75,361円 | 約84,744円 | 約94,803円 | 約105,516円 |
※50年返済は、すべての金融機関・申込者が利用できるわけではありません。完済時年齢や住宅性能などの条件をご確認ください。
年1.0%で返済期間を変えた場合
| 返済期間 | 毎月返済額 | 総返済額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 20年 | 約183,958円 | 約4,415万円 | 約415万円 |
| 25年 | 約150,749円 | 約4,522万円 | 約522万円 |
| 30年 | 約128,656円 | 約4,632万円 | 約632万円 |
| 35年 | 約112,914円 | 約4,742万円 | 約742万円 |
| 40年 | 約101,142円 | 約4,855万円 | 約855万円 |
| 50年 | 約84,744円 | 約5,085万円 | 約1,085万円 |
20年から50年に延ばすと、毎月返済額は約9万9,200円下がりますが、利息総額は約670万円増えます。 「月々払えるか」と「最終的にいくら払うか」の両方で比較しましょう。
4,000万円を借りられる年収と、返せる年収は別
金融機関の審査に通る金額と、生活を維持しながら無理なく返せる金額は同じではありません。 住宅ローン以外の借入れや、教育費、車の維持費、将来の修繕費なども含めて判断する必要があります。
フラット35では、すべての借入れの年間返済額が年収に占める割合について、年収400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下という基準があります。ただし、これは利用条件の一つであり、各家庭にとって理想的な返済比率を示すものではありません。
例えば、4,000万円を年1.0%・35年で借りると、年間返済額は約135万5,000円です。 この住宅ローンだけで計算した返済比率は、年収500万円なら約27.1%、年収600万円なら約22.6%、年収700万円なら約19.4%となります。
| 年収 | 年間返済額 | 住宅ローンだけの返済比率 |
|---|---|---|
| 500万円 | 約135.5万円 | 約27.1% |
| 600万円 | 約135.5万円 | 約22.6% |
| 700万円 | 約135.5万円 | 約19.4% |
| 800万円 | 約135.5万円 | 約16.9% |
※年収は額面、年間返済額は4,000万円・年1.0%・35年返済の概算です。自動車ローン、教育ローン、カードローンなどは含めていません。
住宅ローン返済額以外にも必要な費用
毎月返済額が現在の家賃と同程度でも、住宅購入後の住居費が同じになるとは限りません。 住宅ローンとは別に、次の費用を見込んでおきましょう。
所有している間、原則として毎年かかります。住宅や土地の評価額、所在地、軽減措置によって異なります。
戸建てでは外壁、屋根、給湯器などの修繕に備える必要があります。
マンションでは住宅ローンとは別に毎月必要です。将来増額される場合もあります。
補償内容、建物構造、所在地、契約期間によって保険料が変わります。
物件購入時には登記費用、融資関係費用、火災保険料、仲介手数料、不動産取得税などがかかる場合があります。 自己資金から諸費用を支払うのか、諸費用も含めて借りるのかで資金計画は変わります。
自分の金利・返済期間で計算する
借入額、金利、返済期間を入力すると、毎月返済額・総返済額・利息総額・年ごとの残高を確認できます。
住宅ローン返済を計算するあわせて使いたい計算ツール
よくある質問
4,000万円を35年・金利1%で借りると月々いくらですか?
元利均等返済・ボーナス返済なしの場合、月々約112,914円です。総返済額は約4,742万円、利息総額は約742万円となります。
金利が1%上がると返済額はいくら増えますか?
4,000万円・35年返済で、金利が年1.0%から年2.0%に上がると、毎月返済額は約19,591円、総返済額は約823万円増える試算です。
返済期間は長いほうが得ですか?
長くすると月々返済額は下がりますが、一般的には利息総額が増えます。完済時年齢、教育費がかかる時期、手元資金、繰上返済の予定を含めて判断しましょう。
ボーナス返済を使うと月々の負担は下がりますか?
通常月の返済額は下がりますが、ボーナス月の負担が増えます。ボーナスは勤務先の業績などで変動する可能性があるため、利用する場合は余裕を持った設定が必要です。
住宅ローン4,000万円を借りるには年収いくら必要ですか?
必要年収は、金利、返済期間、年齢、勤務状況、自己資金、ほかの借入れなどによって異なります。年収だけで一律には決まりません。借入可能額と無理なく返せる額を分けて確認してください。
本記事の計算結果は一定の条件に基づく概算であり、融資承認、適用金利、返済額、将来の金利を保証するものではありません。 実際の借入条件や返済額は金融機関にご確認ください。個別の資金計画は、収入・支出・家族構成・将来予定を踏まえてご検討ください。
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